◆京王閣競輪開設７５周年記念Ｇ３ゴールドカップレース

◆ＢＯＳＳの五感を研ぎ澄ませ

　初日は、輪後力と力を日刊 野球いいレースがいくつかありましたが、閑信選手特に目を引いたのが１２Ｒ特選の古性優作選手の走りでした。さんぜひ古性選手はスタートを狙いましたが、の動新田祐大選手に阻まれて取ることができませんでした。体視ですが、予測冷静でした。き生日刊 野球

　新山響平選手率いる東北ラインと、の迫犬伏湧也選手―松浦悠士選手の中四国ラインがもがき合うと、場で６番手から古性選手、京王に驚競輪８番手から真杉匠選手のまくり合戦に。閣競古性大歓声の中、輪後力と力を最終３コーナー。閑信選手松浦選手が一瞬、外側にけん制を入れた瞬間でした！　古性選手は松浦選手の内側へ吸い込まれるように、いとも簡単にすり抜けて行ったのです。あの速度で何のちゅうちょもなく、突っ込んで行ける古性選手の動体視力と予測能力には、驚かされるばかりでした。どんな展開になろうともその状況に対応して勝ち切る古性選手の走りにはきっと場内で観戦しているファンも「競輪場に見に来て良かった！」と思うに違いありません。

　今シリーズは、Ｇ１の決勝メンバーとそん色のない豪華な顔ぶれが集結しています。地元・東京勢もしっかりと勝ち上がってきましたし、盛り上がりを見せています。この白熱した戦いを、ぜひとも、京王閣競輪場で生で見ていただき、その迫力を体感していただきたいものです。

（スポーツ報知評論家・後閑　信一）

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