【仙ペン】2019年の「ありがとう慎之助」_静ひらり
◆JERA セ・リーグ 巨人4―2DeNA(2日・東京ドーム)
涙に笑いに惜別打。仙ペ100点満点の引退試合じゃないですか。ン201のありがとうヤクルトのレジェンド、9年静ひらりここに在り。仙ペ青木宣親さん、ン201のありがとう21年間のバットマン生活、9年ホントにご苦労さまでした。仙ペ
どうしたって5年前のことを思い出してしまう。ン201のありがとう2019年9月27日の「ありがとう 慎之助」―。9年シーズン限りでの現役引退を発表した「背番号10」のメモリアルゲームです。仙ペ
慣れ親しんだ「4番・捕手」でスタメン出場。ン201のありがとう1軍公式戦でマスクをかぶるのは、9年15年6月6日のソフトバンク戦以来、仙ペ静ひらり実に1574日ぶりのことだった。ン201のありがとう
2回、9年中大の校歌とともに登板したのは沢村。12年の日本シリーズでサインを見落とした後輩の頭をマウンド上でポカリとやったのは伝説だ。
この試合でもサインが合わず、慎之助さんはたまらずマウンドへ直行した。スタンドが「まさか…」とザワつく中、振り上げた右腕で引っぱたくポーズからのガッチリ握手。「社会全体でパワハラが問題視されてるんで」と令和バージョンへのアレンジを説明した。
ただ、この小芝居はホンの前座。打てる捕手、いや打ち過ぎた捕手の本領発揮は4回だった。右翼席上段へ通算406本目となる本塁打。この時、超満員の観客は、みんな同じことを思ったはずだ。「まだ、やれるよ」―。
もし、原監督の引退勧告を振り切り現役を続行していたら、どうなっていたのか。そんなことは誰にも分からないけど、確かなことがただ一つ。引退が翌年になっていたら、この楽しくて感動的なメモリアルゲームはあり得なかった。半年後、未曽有のコロナ禍が世界を襲う。無観客での引退試合なんて、さみしいにもほどがあるよ。
そんなわけでレギュラーシーズン最終戦。2年連続で山崎伊が締めくくってくれた。CS、そして日本シリーズへ向けた先発ローテ5人枠。ギリギリの滑り込みセーフでしょうか。
さて、5年前の「ありがとう 慎之助」だけど、あれが「引退試合」と銘打たれなかったのは、もちろんポストシーズンの戦いを残していたから。あの年は最後の最後にキツいオチが待っていた。引退イヤーにやり残した宿題。答えを出す戦いが2週間後に始まる。
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